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マニラ通信 平成22年12月31日 フィリピンのクリスマス
フィリピンのクリスマスは、フィリピンの人にとって最も待ち遠しく最も長い祝祭です。アジア地域で最も顕著な2つのカトリックの国の1つであるフィリピンにあって、この祝祭は遠い昔、スペイン統治時代の伝統を色濃く残しています。この時期は、家族のメンバーが海外で働いている場合、彼らが帰国して家族と再会し、たくさんの「パサルボン(おみやげ)」を交換したり、恋する人といろいろ贅沢な食事を楽しむ時でもあります。フィリピンは世界で最も長いクリスマスシーズンを祝う国でしょう。 |
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フィリピンのクリスマスは9月(September、末尾に「BER」が付く最初の月)から既に始まり、ラジオやコマーシャルでクリスマスキャロルが流れるのを聞くことができます。そして1月の第3日曜日かサント・ニーニョのお祭りまでクリスマスは続きます。フィリピン群島のそれぞれの地域では、それぞれ異なった民族グループがそれぞれのクリスマスの伝統を持っており、教会、家庭、地域社会、そして街の通りでは、そんないろいろな伝統を有するフィリピンの文化を発見することができます。 |
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もしあなたがマニラ(フィリピンの首都)にいるならば、マニラのいたるところでクリスマスのイルミネーションやデコレーションを楽しむことができます。それらの飾りつけは、街の通りやショッピングモールで点滅する明り、「パロル(ランタン)」や「ベレン(キリストの降誕を描いた絵画や彫刻)」そしてクリスマスツリーなど、テーマを持ったデザインや細工が施され、いろいろななものがあります。フィリピンではクリスマスツリーに用いる良い木が採れる場所が少ないため、ほとんどの家庭では地元で産出された素材や再利用された素材に創造性を加え、工夫して飾ることを好みます。 |
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フィリピンでは一般的に次のようにクリスマスを祝います。 |
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クリスマスパーティー (Christmas parties)
クリスマスパーティーは通常、長いクリスマスの休みを控え、学校の授業が終わる前、職場においては業務が終了する前に開かれます。パーティーではプレゼントを交換し、そして、ご馳走、ご馳走、ご馳走・・・ |
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クリスマスの合唱 (Christmas caroling)
子供たちが家々をまわり、即席で作ったタンバリンを使って聖歌を歌います。家の人が謝礼や「アギナルド(コイン)」をくれるといいですね。最近は教会の聖歌隊や若い人のグループがこの方法で、教会への寄付やグループの活動やチャリティー組織への支援をお願いすることもあります。 |
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夜(早朝)の礼拝 (Misa de Gallo or Simbang Gabi)
朝の4時に始まり9日間続く夜の礼拝が12月16日から始まります。この礼拝はカトリック教徒にとって、神への帰依と信仰の証しであると同時に、9日間毎日欠かさず礼拝した暁には、神の配慮によって特別に望みが叶うと信じられています。早朝から働く人はこの礼拝に行けませんから、そんな人のために夜にも礼拝行われるよう待ち望まれています。 |
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クリスマス当日 (Araw ng Pasko)
飼葉桶(かいばおけ)で生まれたジーザス・クライスト(Jesus Christ)の誕生を褒め称えるハイライトです。
そしてこの日は、家族が再会し結束する良い機会にもなりますし、パグママノ(Pagmamano)という儀礼でもって年上の親戚や祖父母を表敬する日でもあります。パグママノとは、年長者が年下の人の額に「マーノ
ポ(Mano Po)」と言いながら手をかざし、敬意を表してくれた人に祝福を与える挨拶です。子どもたちは、名付け親(Godparents)にパグママノをした後、アギナルドやプレゼント、商品券や新札の現金を貰います。 |
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富める者もそうでない者も、フィリピンの家族では、特別な行事であるクリスマスにおいて、祈り、食を家族と共にすることを重要視します。そして祝福を受け、祝福に満ち健康な新年を迎えることができることを神に感謝します。【ティシャ】 |
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