Last modified at 2002/11/10 17:15 
間違いを見つけた有識者のみなさま、こちらまで御一報いただければ幸いです。

癸未新年

【概要】
【原文】
  1. 手掃茅堂粲然。椒香梅影又新年。此生雖冷多清福。先酌春觴。謝老天。
  2. 轂擊朝天幾輛車。車塵不到野人応。経筵奪席非吾事。独対盆梅静読書。
  3. 国のためとく年たてと祈るにそ
  4. ふりゆく身をハ思ハさりける
【口語】
  1. ふき掃除をして、茅ぶきの堂は粲然となった。生姜が香り、梅の影さすもまた新年。小生、肌寒い時節ではあるが、心は幸せなことが多い。まずは新春の杯を交わそう。老天に感謝する。
  2. 天子のところへ参る車の往来が激しさを極めている。その車塵も在野の人の心には届かない。天子の側の席を奪いあうのは、私には関係のないこと。ひとり盆栽の梅の前で静かに書を読むのみ。
  3. 国のために、今年こそは病臥からの回復を、と祈るばかりで、
  4. 年々体が老いてゆくことには考えが及ばない。

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