「ママ」とはこのあたりの言葉で「崖」を意味し、そこからの湧水を「ママ下湧水」と呼ぶようです。水に恵まれた土地に人々が住みつき、農耕をもとにした村落を形成しました。昭和初期まではいくつものワサビ田も見られました。その湧水の水は、夏でもひんやりと冷たいため、農家では多摩川水系の府中用水とまぜて田畑に流す工夫をしました。ママ下湧水では今日でも農家の人が野菜を洗う風景が見られます。「ママ下湧水をみんなでまもろう!」は地域の方々の思いです。MAP
撮影:2012/2/9
所在地国立市泉3-1