Daily WINE Diary
3/26(金) Au gout du jour オー・グー・ド・ジュール(千代田区四番町) 千代田区四番町4-8野村ビル1階 tel 03-5213-3005 月休
親しい友人5人でお気に入りフレンチへ。オーグーは、オーナーギャルソンが「マキシム・ド・パリ」「ドン・ペリニィヨン」「ル・ブルギニオン」などを経た岡部一己さん、シェフが「オストラル」の初代シェフだった中村保春さんが切り盛りするフレンチ。経歴から伺えるとおりの美味しい料理と安心して任せられるサーヴィスはもちろん、「匿名組合出資」という共同出資形態で出店したことにも注目している。資産家やお金持ちでなくても、有志が集えばこのようなお店が出せるという事だが、人気店を切り盛りしてきた実績があってのことでもある。 さて、今回はブルゴーニュとボルドーの2本を持ち込んだ。特に注文をつけなかったのだが、メインの魚料理とブルゴーニュ、肉料理とボルドー、ソースの味付けやサーヴィスのタイミングが、なんの引っかかるところもなく、自然にスーッとサーヴィスされた感じであった。本当に気持ち良く過ごせるお店である。
メニュー チーズとベーコンのクレームブリュレ ホワイトアスパラとホタテのサラダ仕立て フォアグラのフラン いさきのポワレ 仔羊のソテー デザート
ワインリスト NV Billecare Salmon Saint-Aubin(作り手?白です) 1998 Chambolle Musigny 1er cru Les Amoureuses Domaine Robert Groffier 1999 Chateau La Gomerie 最後に サッシカイアのグラッパ、アルマニャック、マールなどの食後酒を各々。
"One Point Review" レザムルーズは約1年前のマンスリーで非常に好印象だったので、再度購入していたもの。深く濃いルビー色、酸味の効いたすっきり感と噛むような熟した赤果実のような濃く深みのある果実味が美味しい。 ゴムリーは色濃くも瑞々しさが若さを物語っている。しかしシルキーで非常に滑らかな口当たりは、まさに素晴らしきサンテミリオンの特徴。このおかげで若くても美味しく頂ける。
3/20(土) ビストロ ボンファム(港区赤坂) 〒107-0052 東京都赤坂1-3-13 03-3582-0200
神田ワイ・ビラージュでお世話になっている内藤シェフの結婚式に出席。新婦もうちの妻が勤めていた会社の同期ということもあり、立会人として出席。といっても、ただ宣言文を読むだけですが。 今回のレストランウェディングの舞台は、溜池のビストロボンファム。ここの中野寿雄料理長は、クラブ・デ・トラントに所属。クラブ・デ・トラントは1980年に結成された、フランス各地で修業を積んだシェフが、日本のフランス料理発展のために様々な活動を行っている会。熊谷 喜八( レストラン・KIHACHI)、石鍋 裕(クイーン・アリス)、高橋 徳男( パ・マル)、酒井 一之( ビストロ・パラザ)坂井 宏行( ラ・ロシェル)など錚々たるメンバーもその一員です。料理は決して「ビストロ」イメージではなく、手の込んだ非常にしっかりとしたフレンチ。フランなる食べ物を初めて食べたが、茶碗蒸の食感、スープのような温かさ、プリンのような構造に、黒トリュフの味わいが凝縮され、非常に美味しく印象的でした。
メニュー お楽しみにひと口 カブのポタージュ ホワイトアスパラガスと赤座海老、春のサラダ仕立て 黒トリュフのフラン 真鯛の厚切りにたけのこ、アルベールソース 鴨の胸肉にフォアグラとトリュフ パイ包み焼き フランボワーズをとじこめたアンジュ風クリーム
WINE LIST NV Moet et Chandon Brut Impereal 2001 Rossj Bass Chardonnay Gaja 1999
Vosne Romanee Emmanuel Rouget
"One Point Review" ロッシバスはイタリアのシャルドネでは好みの方でしたが、今回は樽が効いて、厚みのある味わいで、もう少しミネラル感が欲しいかなという印象。ルジェは透明感と深みのある色合い、角の取れたふくよかな味わいが安心して楽しめるワインに仕上がっている。
3/6(土) ビストロ「よね」(さいたま市) ※自宅ワイン会のことです(笑)
妻がEVIワインスクールのボルドーツアーに行ったときの仲間を招いての自宅ワイン会。ボルドー好きが多いとのことで、ボルドーを中心に飲むことに。今回のメイン料理は仔羊ラムチョップステーキ。ソースはサルサヴェルデ。酸味と肉の旨みが良く合う。一通り料理を食べた後に、野菜のチーズフォンデュ。とても食べられなさそうでしたが、意外とあっさり食べてしまいました。我が家にダイエットという文字はナイ!?
メニュー アンティパスト(ドライトマト、オリーブ、松の実) 豚バラの白ワイン煮 ホタテのプロバンス風 赤座海老トマトクリームソースのパスタ チーズフォンデュ(うずら、じゃがいも、にんじん、ブロッコリー) 仔羊ラムチョップステーキ サルサヴェルデ ほか
WINE LIST NV LOUIS
ROEDERER BRUT PREMIER
Domaine Paul REITZ 1971 BAS-ARMAGNAC
Selection des Caves Auge domaine de Rieston 41%
"One Point Review" 今回の特筆は、ミクルスキのムルソーと88フィジャック。 ムルソーは、ここ数年日本で見るようになったミクルスキ。ヴィラージュものですが、黄金の麦わら色でスッとした洋ナシや花、ミネラル感のある香りが心地良い。味わいは少し焦がしたナッツや果物の甘さ、ミネラリーで、長く続く余韻をたのしむことができる。シャルムやジュヌブリは、さぞ美味しいことでしょう。 88フィジャックは、きめが細かく絹のような下触りが心地良い。色合いもしっかりしており、まだまだピークに向けて登りつづけるこのワインは極上の味わい。
|
Copyright (C) 2003 monthly WINE info. All Rights Reserved.