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    Daily WINE Diary

◆2004年8月


8/28(土)

カリフォルニアワイン会「Martinelli」 レストラン「ワイ・ビラージュ」(神田)

http://www013.upp.so-net.ne.jp/yvillage/


 恒例カリフォルニア会、今回のテーマはソノマにあるワイナリー、マルティネッリ。ジンファンデルのジャッカス・ヒル・ヴィンヤードは年間100ケース程度の生産量で、メーリングリストに登録した顧客で完売してしまう貴重品。今回はジャッカス・ヒルに次ぐジャッカスとカラフルなラベルが印象的な、ジュゼッペ&ルイーズを頂きました。また、シャルドネの"Zio Tony Ranch"はメーリングリストの色々なセットに1本づつしか入っていないとのこと。そんなジャッカス・ヒルに匹敵する貴重品を頂きました。


メニュー

甘エビとアボガドのサラダ仕立て カラスミ風味
牛タンとモッツァレラチーズのアランチーニ
ズワイガニとアスパラの軽トマトソース リングイネ
鴨ロースト キノコとじゃがいもの赤ワインソース


ワインリスト

Patz & Hall Napa Valley Dutton Ranch 2000
Maritinelli(以下すべて)
 Sonoma Coast Chardonnay Three Sisters Vineyard Sea Ridge Meadow 2001
 Russian River Valley Chardonnay Zio Tony Ranch 2002 *130C/S, RP94
 Russian River Valley Pinot Noir Martinelli Vineyard Reserve 2000
 Russian River Valley Pinot Noir Martinelli Vineyard Reserve 2001
 Sonoma County Green Valley Pinot Noir Bondi Home Ranch Water Trough Vineyard 2002
 Russian River Valley Zinfandel Jackass Vineyard 2002
 Russian River Valley Zinfandel Guiseppe & Luisa 2002
 Burgenland Eiswein (Dessert, half)
おまけ 1929 Banyuls


"One Point Review"

最初のパッツ&ホールは美味しいカリフォルニアシャルドネの定番。はじめに飲んだせいか、いつもより果実味が強く感じ、丸く感じた。
マルティネッリのシャルドネ。Three Sistersは非常に濁っていて濾過していないのでは?始めは濁りに由来する果実味、徐々にしっかりした苦味が印象的。Zioはさすが年間130ケース!うなる美味しさ。長〜い余韻。線の細いアタックから、口中から喉に広がる蜜のような甘い余韻が暫く残る。バランスも良く、こりゃ美味い!
ピノ・ノワール。紅茶のような苦味が心地良い赤果実の味わいで、後半に行くに従って、どんどん濃厚になっていった。3本目のピノはビオ系の味わい。
ジンファンデル。いずれもアルコール度数16%超!酔っ払います。色合いが薄く意外な印象。味わいはアルコール感が強烈で、かなりしっかりした味わい。それでも美味しく飲めるんだから、果実の凝縮度は相当なもんですね。ジュゼッペの方がやや飲み易い。


8/7(土)

古酒の会 レストラン「ヴィラ・ドゥーエ」(神田)

http://r.gnavi.co.jp/g643600/

http://www.villa-due.com/


久々にお店主催のワイン会に参加。フランスのタイユバンで働く日本人の方が、現地ルートで仕入れた、保存状態が良いと思われる古酒を飲むということで、日本ではあまり口にすることの出来ないワインが出るということで参加してみました。

この日はサッカーアジアカップ決勝日本VS中国が行われましたが、うっかりワイン会の予定を入れてしまい、観戦できず。

メニュー

夏野菜の揚げ出し ベーコンのジュレ
フォアグラを包み込んだ 鶏胸肉のクレピネット包み
ポルチーニのリゾット うずらとポルチーニのロースト
豚フィレ肉のサルティンボッカ マルサラソース

WINE LIST

NV Cremant de Limoux Brut Imperal メゾン ギノー
クレマン・ド・リムー ブリュット・アンペリアル
ネゴシアン オードベール ロワールのサン・ニコラ・ド・ブルグイユ 71
ネゴシアン オードベール ロワールのブルグイユ 71
Chinonシノン70 Plouzean&Fils
コート・デュ・ローヌ72 E.Loron&Fils
Ch. Grand-Corbin-Despagne 69
アラン ブリュモンのプティマンサン100%


"One Point Review"
 ロワールのワインは、どれもレンガ色でエッジがオレンジ。まさに古酒という味わいに、酸やタンニンがまだ残っている。サン・ニコラの方が果実味がしっかり残っている。
シノンはコルクに酒石がビッシリ。甘みのある果実味があり、ブドウがしっかりと熟したことを伺わせる。
Grand-Corbin-Despagneはボルドーらしく、まだ濃厚な味わい。かつて69は結構飲んだが、それらよりしっかり感があり、状態の良さを感じた。


 

 

 

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