◆◇ディジョン〜コート・ドール

　今日はドメーヌのアポを取っていないので、気ままにドライブをすることに。
ニュイのグランクリュ畑で、収穫後のブドウをつまみ食いでもしちゃおう。
朝食は、ホテルの簡単な朝食にも飽きたので、毎日通っている食材の宝庫マルシェで「つまみ」を買った。

ジャンボン・ペルシェ（ハムのスライスとガーリックとパセリをゼラチン状になるスープに浸したもの）
チーズ「コンテ」

パンはDIJONから向かい、グランクリュ街道に入る手前にあるパン屋でパンを買う。
（店頭でチキンを売っていた背の高い黒人女性と話したところ、
なんと、元バレーボール代表選手で、W杯で何度か日本に訪れたことがあるとのことでした。）

ブラブラ畑めぐりをしていると、FixinとGevrey-Chambertinの間、ブドウ畑の中に木製のテーブルとベンチを発見。
買い込んだ食材を頂いた。ブドウ畑を見ながらワインでも飲んだら最高なんだけど、
さすがに午前中だったのでワインは遠慮しましたが、畑作業する人は、ここでワインでも飲みながら休憩するのだろうな。

この後は、ブドウをつまみながら、ほとんど写真撮影のために、ニュイの村を巡る。

◆◇ボーヌ、パトリアルシェ

　午後はボーヌの街に向かう。
MARCHE AUX VINかPatriarcheで試飲でもしようとボーヌの街中を車でグルグル回る。
ボーヌの街中は、道が細くてランダムな放射状になっているため、非常に覚えにくい。
適当に回っていると、Patriarcheが現れたので、そこに入る。

ここは地下の広大なセラーというか、地下迷路のような蔵の中で、膨大なワインの前で十数種類のワインを試飲する。
お味はそれなりでしたが、雰囲気は十分楽しめる。

Patriarche Pere et Fils
B.P.10-21201, Beaune Cedex　Tel: 03.80.24.53.03
9ユーロで13種類以上試飲できる。ツアーで使用する試飲用のタストヴァンは、お土産として持ち帰れる。
しかし、このタストヴァン。勝沼などでももらってきたが、家で使ったことがない。

本日の残り時間も少なくなってきたが、コート・ド・ボーヌに向かう。
Pommard、Volnay、Meursaultにて、ワインショップ、畑などをブラブラする。
今回はニュイ中心でしたが、次回渡仏の機会があれば、ボーヌに時間をかけてじっくり回ってみたい。

◆◇本日のディナー

今日は、今回のツアーでは一番楽しみにしていたホテルに宿泊する。
モレ・サン・ドニの街中にあるCastel de Tres Girardは、石垣作りの重厚な建物と、余裕のあるクラシックな内装、バスルームも広々綺麗で、
窓の外はどこを向いてもモレ・サン・ドニの畑が広がる。
スタンダードタイプを予約したのだが、運よく案内されたのは、セミスイートっぽい、道路に面した非常に広い部屋。
2日予約しようとして1日しか取れなかったので、サービスしてくれたのかな？

9/5に訪れたユベール・リニエはこのホテルと同じ敷地内。
ということで、今日のディナーは少し熟成したリニエのクロ・ド・ラ・ロシュにお目にかかれるか？と「ほんの少し」期待。
「ほんの少し」と言うのは、ワイナート誌でここのレストランが紹介されていたが、残念ながらワインリストにはリニエのワインは無かったからである。
実際に見たワインリストは充実しているものの、やはりリニエのワインは無かった。隣に行けばゴロゴロ転がっているのに・・・

リストはモレ・サン・ドニ村のホテルらしく、クロ・ド・ランブレイやクロ・ド・タールは複数ＶＴ揃っていたが、
以前、マンスリーＷＩＮＥ会でレザムルーズを飲んで美味しかった、グロフィエのクロ・ド・ベーズを飲むことにした。

>>飲んだワイン
1996　Chambertin Clos de Beze　Domaine Robert Groffier

グロフィエらしい濃厚な色合いだが、飲み口は滑らかで、果実のエキスが満ち溢れている。
濃厚なベリー系の味わいと出汁系の旨みなど、複雑な味わいがやさしく広がり、心地良い。

本日のホテル

Castel de Tres Girard　◆オススメ度・・・☆☆☆☆☆

7 rue de Tres Girard - 21220 Morey Saint Denis
Tel. : 03 80 34 33 09
Fax : 03 80 51 81 92